Web予約 LINE予約

婦人科の内診が怖い方へ|何を確認しているのかと不安を減らす方法を解説

「婦人科に行ったほうがいいとは思っているけれど、内診が怖くて予約できない」「診察台に座るところを想像すると足が向かない」。

 

そんなふうに感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

内診への恐怖には、何をされるのかがわからないことが大きく関係しています。どこを、何のために確認しているのかを知っておくと、不安を軽くできる場合があります。

 

このコラムでは、婦人科の内診で確認している内容や診察の流れ、内診を行わずに診察を進められる場合、不安を軽くするためにできることについて解説します。

 

 

 

 

 

目次

・婦人科の内診が怖いと感じる理由

・内診では何を確認しているのか

・内診の流れと所要時間

・内診を行わずに診察を進められる場合もあります

・内診の不安を軽くするためにできること

・内診台を使わない検査という選択肢

・よくある質問

・怖いと感じたまま我慢する必要はありません

 

 

 

 

婦人科の内診が怖いと感じる理由

 

内診が怖いと感じる理由は、人によって異なります。よく挙げられるのは、次のような点です。

 

・何をされるのかがわからない

・器具を挿入することへの不安

・診察台に座る姿勢への抵抗

・痛みがあるのではないかという心配

・過去の受診でつらい経験をした

 

これらは性質の異なる不安です。どのような点に強く抵抗を感じているのかを整理しておくと、受診前に医師やスタッフへ伝えやすくなります。

 

特に、何をされるのかわからないことへの不安は、診察の内容を事前に知ることで軽くなる場合があります。

 

まずは、内診で何を確認しているのかを見ていきましょう。

 

なお、痛みへの不安が強い方は、痛みの原因と軽減する工夫について別のコラムで解説しています。

 

「子宮頸がん検査で痛みを感じる原因と軽減する工夫」
(URL)https://innerview.jp/column/%e5%ad%90%e5%ae%ae%e9%a0%b8%e3%81%8c%e3%82%93%e6%a4%9c%e6%9f%bb%e3%81%af%e7%97%9b%e3%81%84%ef%bc%9f%e5%8e%9f%e5%9b%a0%e3%81%a8%e7%97%9b%e3%81%bf%e3%82%92%e8%bb%bd%e6%b8%9b%e3%81%99%e3%82%8b%e5%b7%a5/

 

 

 

 

 

 

 

内診では何を確認しているのか

 

婦人科診察では、症状や受診目的に応じて、内診や腟鏡診、超音波検査などを組み合わせて状態を確認します。

 

内診の一つである双合診では、腟から指を挿入し、もう一方の手を下腹部に当てて、両側から挟むようにして子宮やその周囲の状態を確認します。

 

双合診では、主に次のような点を確認します。

 

・子宮の大きさや位置

・子宮の動きやすさ

・押したときに痛みがあるか

・子宮や卵巣周辺に腫れやしこりを疑う所見がないか

 

ただし、双合診だけですべての異常がわかるわけではありません。必要に応じて経腟超音波検査などを組み合わせ、子宮や卵巣の状態を詳しく確認します。 

 

 

腟鏡診では、腟や子宮頸部を目で確認します

 

 

必要に応じて、クスコと呼ばれる腟鏡を使用することもあります。

 

腟鏡診は、指で触れて確認する内診とは異なり、腟壁を広げて腟内や子宮頸部を直接目で確認するための診察です。

 

おりものの状態や腟壁・子宮頸部の異常などを確認するときに行います。

 

子宮頸がん検診の細胞診では、腟鏡を挿入して子宮頸部を確認し、その表面から細胞を採取します。

 

内診と腟鏡診は、同じ婦人科診察の中で行われることがありますが、それぞれ確認している内容が異なります。

 

 

 

 

内診の流れと所要時間

 

婦人科を受診してから内診が終わるまでの流れは、おおむね次のとおりです。

 

①受付で問診票を記入する

②診察室で症状や月経の状態などを確認する

③内診が必要かどうかを判断し、説明を受ける

④必要に応じて下半身の衣類を脱ぐ

⑤診察台で内診や必要な検査を受ける

⑥着替えたあと、診察室で結果や今後の方針を聞く

 

診察内容によって異なりますが、内診そのものは比較的短時間で終わることが一般的です。

 

医療機関によっては、診察台と医師との間にカーテンを設置するなど、視線が直接合わないよう配慮している場合もあります。

 

診察の流れや着替え方などが気になる場合は、受診前に確認しておくと安心です。

 

 

 

 

 

 

 

内診を行わずに診察を進められる場合もあります

 

婦人科を受診すると必ず内診を受けなければならない、というわけではありません。

 

受診の目的や症状によっては、まず問診や血液検査、腹部からの超音波検査などから診察を進めることもあります。

 

また、性交渉の経験がない方や内診への抵抗が強い方では、経腹超音波検査など、体への負担が比較的少ない方法を検討する場合もあります。

 

一方で、不正出血や下腹部の痛み、おりものの変化などがある場合には、原因を確認するために内診や腟鏡診、経腟超音波検査などが必要になることがあります。

 

内診が必要かどうかは、受診の目的や症状によって異なります。

 

診察の前に「内診に強い不安がある」と伝えていただければ、内診が必要な理由や、代わりに行える検査があるかについて説明したうえで進めます。

 

内診を希望しない場合は、その旨を伝えていただいて構いません。

 

ただし、内診を行わないことで確認できる範囲が限られ、診断に必要な情報が得られない場合がありますので、医師と相談しながら決めていきましょう。

 

 

 

 

内診の不安を軽くするためにできること

 

 

受診前に伝える内容を決めておく

 

 

診察室に入ると緊張して、言いたかったことが出てこなくなる場合もあります。

 

次のような内容は、事前に整理しておくと伝えやすくなります。

 

・内診への不安が強いこと

・過去の受診でつらい経験があること

・婦人科の受診が初めてであること

・性交渉の経験の有無

・痛みに対する不安があること

 

 

言葉にしにくい場合は、問診票の記入欄などに書いておく方法もあります。

 

 

着脱しやすい服装を選ぶ

 

 

着脱しやすい服装で受診すると、着替えの負担を減らせます。

 

スカートやワンピースなどが受診しやすい場合もありますが、診察時の服装や着替え方は医療機関によって異なります。

 

服装に迷う場合は、普段どおりの無理のない服装で構いません。

 

 

診察中はゆっくり息を吐く

 

 

緊張すると、無意識に肩やお腹、骨盤周辺に力が入りやすくなります。

 

診察中は息を止めず、口からゆっくり吐くことを意識してみましょう。体の力を抜くことで、圧迫感や違和感が軽くなる場合があります。

 

 

つらいときはその場で伝える

 

 

診察が始まってからでも、痛みや恐怖が強いと感じた場合は伝えて構いません。

 

一度診察を中断する、体勢を調整するなど、そのときの状況に応じて対応を検討できる場合があります。

 

我慢を続ける必要はありません。

 

 

 

 

 

 

 

内診台を使わない検査という選択肢

 

ここまで説明してきたとおり、内診は子宮やその周囲の状態を手で確認する診察です。

 

一方で、子宮頸部を目で観察する検査には、内診台を使わない方法もあります。

 

当院では、子宮頸部を観察する方法の一つとして「インナービュー検査(子宮頸部内視鏡)」を行っています。

 

インナービュー検査は、消化管用の高性能内視鏡を応用し、細いカメラを腟内に挿入して子宮頸部を観察する検査です。

 

当院のインナービュー検査には、次のような特徴があります。

 

・内診台を使わず、ベッドで横向きに寝た姿勢で受けられます

・足を開く必要がありません

・腟内に挿入する器具は直径約10mmです

・検査自体は5分程度です

・患者様専用のモニターで、検査中の映像を確認しながら説明を受けられます

 

診察台に座って足を開く姿勢そのものに強い抵抗がある方にとって、検査方法を相談する際の選択肢の一つになります。

 

なお、当院のインナービュー検査は院長が担当し、必要に応じて女性看護師がサポートします。

 

担当者について気になることがある場合は、事前にご確認ください。

 

ただし、インナービュー検査は内診の代わりになるものではありません。

 

インナービュー検査で直接観察する対象は子宮頸部であり、子宮頸部以外の婦人科疾患を評価する検査ではありません。

 

また、国が対策型の子宮頸がん検診として推奨している細胞診やHPV検査単独法とも検査方法が異なります。

 

不正出血や下腹部痛などの症状がある場合には、内診や超音波検査など別の診察・検査が必要になることがあります。

 

症状や検査の目的によって必要な検査は異なりますので、医師と相談しながら選択することが大切です。

 

検査の内容や費用については、以下のページでご紹介しています。

■インナービュー検査について
https://innerview.jp/inner-view

■料金表
https://innerview.jp/price

よくある質問

 

 

Q.女性医師に診てもらえますか?

 

 

当院の婦人科外来は、平日は火曜日・木曜日・金曜日を女性医師が担当しており、水曜日は横浜労災病院所属の医師が診療にあたっています。

 

土曜日は、第1・第3土曜日が女性医師、第2・第4土曜日が男性医師の担当です。

 

代診により担当医が変更となることもありますので、ご希望がある場合は、予約時に最新の診療予定をご確認ください。

 

 

Q.生理中に受診してもよいですか?

 

 

症状によっては、月経中でも受診していただいて構いません。

 

ただし、子宮頸部細胞診では月経血が判定に影響することがあるため、基本的には月経中を避けて受診します。

 

予約日と月経が重なった場合は、症状や検査内容によって対応が異なりますので、事前にご相談ください。

 

 

Q.内診の前に、伝えておいたほうがよいことはありますか?

 

 

妊娠の可能性、最終月経の開始日、服用している薬、これまでにかかった病気などがあれば、問診の際にお伝えください。

 

また、婦人科の受診が初めてであることや、内診への不安、過去の診察でつらかった経験なども、診察前に伝えていただいて構いません。

 

診察の進め方や必要な検査を判断する際の参考になります。

 

 

Q.どうしても怖い場合、内診を断ってもよいですか?

 

 

内診に強い抵抗がある場合は、診察前にその旨をお伝えください。内診を希望しないことを伝えていただいて構いません。

 

ただし、症状によっては、内診を行わないと原因を十分に確認できない場合があります。

 

その場合は、なぜ内診が必要なのか、他の検査で代用できるのかをご説明しながら相談していきます。

 

診察を始めた後でも、痛みや恐怖が強い場合には、途中で中止したい旨をお伝えください。

 

 

 

 

怖いと感じたまま我慢する必要はありません

 

内診への恐怖には、何をされるのかわからないこと、器具への不安、姿勢への抵抗、痛みへの心配、過去の経験など、さまざまな要素が関係しています。

 

内診で確認している内容や診察の流れを知っておくこと、不安を事前に伝えておくこと、症状によっては内診以外の方法から診察を進められる場合があると知っておくことも、不安を軽くする材料の一つになります。

 

当院は、婦人科・消化器内科・乳腺外科の3科が連携して診療を行っています。婦人科の受診が初めての方や、しばらく受診していない方についても、状況をうかがいながら進めます。

 

当院は横浜市港北区新横浜にあり、新横浜駅から徒歩3分です。婦人科は火曜日から土曜日まで診療しています。

 

土曜日は週によって担当医や診療内容が異なるため、最新の診療予定をご確認のうえご予約ください。

 

ご予約は電話のほか、LINEやホームページからも受け付けています。

 

内診が怖くて受診をためらっている方も、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ・ご予約はこちら

TEL 045-478-1371

LINEでのご予約
https://liff-gateway.lineml.jp/landing?follow=%40584yphxd&lp=ObaMeS&liff_id=2006374130-mdDvk5DJ

ホームページからのご予約

https://iv01.reserve.ne.jp/

 

※本記事は2026年9月時点の情報をもとに作成しています。診療内容や体制は変更される場合がありますので、受診時には最新の情報をご確認ください。

監修:インナービュー内視鏡レディースクリニック新横浜 院長 田淵 晃大