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コルポスコピーとは?子宮頸がんの精密検査で行う酢酸加工・生検の方法と痛みの程度を婦人科クリニックが解説

子宮頸がん検診で「要精密検査」となり、

 

医療機関からコルポスコピーという検査を案内されたものの、

 

具体的に何をするのかわからず不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

コルポスコピーは、子宮の入り口にあたる子宮頸部を専用の拡大鏡で観察する検査です。

 

異常が疑われる部位があれば、必要に応じて生検(組織の採取)をあわせて行います。

 

このコラムでは、検診結果の判定の意味や精密検査後の治療ではなく、

 

コルポスコピー当日に行われる手技そのものに絞って解説します。

 

酢酸を塗る理由や生検(組織の採取)の実際、

 

それぞれの場面でどの程度の痛みを感じやすいのかを事前に知っておくことで、

 

検査を落ち着いて受けるための手がかりにしていただければ幸いです。

 

 

目次

・コルポスコピーとは

・コルポスコピー検査の流れ

・酢酸加工で何がわかるのか

・生検(組織の採取)の実際

・コルポスコピーの痛みの程度

・検査の前後の注意点

・当院の婦人科での精密検査

・よくある質問

・まとめ

 

 

 

 

 

コルポスコピーとは

 

 

コルポスコピーは、「コルポスコープ」と呼ばれる腟拡大鏡を使って、

 

子宮頸部の表面を数倍から十数倍程度に拡大して観察する検査です。

 

コルポスコープは体の外に置く双眼鏡のような機器で、

 

体の中にカメラを入れるわけではありません。

 

拡大することで、肉眼では見分けにくい表面の小さな変化も確認しやすくなります。

 

婦人科や産婦人科で、子宮頸がん検診の精密検査として行われることが多い検査です。

 

対象となるのは、細胞診の検査結果がLSIL、ASC-H、HSILなどだった場合や、

 

ASC-USで高リスク型HPV検査が陽性だった場合など、

 

病変の有無や広がりを確かめる必要があると医師が判断した方です。

 

費用は検査の内容や医療機関によって異なるため、受診先で確認しておくと安心です。

 

 

 

細胞診・組織診との関係

 

 

子宮頸がんの検査は、一般的に次のような段階を踏んで進められます。

 

コルポスコピーは、検診で見つかった異常の「場所」を探し、

 

次の組織診につながる病変が疑われる部位や広がりを観察し、

 

生検する部位を決める役割を担っています。

 

検査 行うこと 主な目的
細胞診 ブラシなどで子宮頸部の表面をこすり、はがれた細胞を顕微鏡で調べる 異常な細胞があるかをふるい分ける(検診)
コルポスコピー 腟拡大鏡で子宮頸部を拡大し、酢酸などを塗って観察する 病変が疑われる部位や範囲を確かめる
生検・組織診 異常が疑われる部位から組織を採取し(生検)、病理医が顕微鏡で診断する(組織診) 異形成の有無や程度、がんかどうかを診断する

 

細胞診は、前がん病変やがんにつながる異常な細胞を拾い上げるための検査で、

 

細胞診だけで病気の診断が確定するわけではありません。

 

コルポスコピーの所見をもとに生検する部位を決めて組織を採取し、

 

その組織を病理検査で調べることで、

 

はじめて異形成(CIN)の程度などが判断されます。

 

そのため、コルポスコピーと生検は、同じ日に続けて行われることがほとんどです。

 

 

 

観察の中心になる「移行帯」

 

 

子宮頸部の表面は、腟側の「扁平上皮」と、

 

頸管側(子宮の内側)の「円柱上皮」という2種類の上皮で構成されています。

 

このうち、円柱上皮が扁平上皮へ置き換わった、

 

あるいは置き換わりつつある領域を「移行帯」と呼び、

 

ハイリスク型のHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染による異形成や、

 

子宮頸がんが発生しやすい場所とされています。

 

コルポスコピーでは、この移行帯を中心に、表面の色合いや血管の模様、

 

異常が疑われる部分の広がりなどを確認します。

 

なお、閉経前後などには上皮の境界が頸管の奥へ移り、

 

拡大鏡では全体を見通せないこともあります。

 

その場合は、他の検査を組み合わせるかどうかを医師が検討します。

参考:がん情報サービス「子宮頸がん 検査」、国立がん研究センター「子宮頸がんの検査・診断」、IARC コルポスコピー解説書

 

 

 

 

 

コルポスコピー検査の流れ

 

 

コルポスコピーは、子宮頸がん検診と同じように内診台で行われます。

 

施設によって細かな手順は異なりますが、一般的には次のような順番で進みます。

 

1.問診と説明:

最終月経日や妊娠の可能性、服用中の薬、アレルギーの有無などを確認し、検査の概要について説明を受けます。

 

2.内診台へ:

下半身の衣類を脱いで内診台に上がります。

 

3.腟鏡の挿入:

「クスコ」と呼ばれる腟鏡で腟を広げ、子宮頸部が見える状態にします。

 

4.表面の観察:

子宮頸部の粘液を拭き取り、コルポスコープで全体を確認します。検診結果やこれまでの検査内容によっては、追加の検査を行うことがあります。

 

5.酢酸加工:

薄めた酢酸を子宮頸部に塗り、色の変化や血管の様子を拡大して観察します。医療機関によっては、ヨード液も用います。

 

6.生検(組織の採取):

異常が疑われる部位があれば、小さな器具で組織を数mmほど採取します。

 

7.止血と終了:

採取した部分をガーゼなどで圧迫して止血し、腟鏡を抜いて終了です。その後、検査後の過ごし方や結果を聞く日の案内を受けます。

 

 

検査にかかる時間は、施設や生検の有無、観察する範囲によって異なります。

 

受付や問診、検査後の説明を含めると、

 

来院から帰宅までにはもう少し時間がかかりますので、

 

予定には余裕を持たせておくと安心です。

 

 

 

 

 

酢酸加工で何がわかるのか

 

 

コルポスコピーの中心となるのが、

 

子宮頸部に酢酸を塗って観察する「酢酸加工」です。

 

使われるのは、お酢の主成分でもある酢酸を3〜5%程度に薄めた液で、

 

綿球や綿棒に含ませて子宮頸部全体になじませます。

 

 

 

異常な部分が「白く」浮かび上がる

 

 

酢酸を塗ると、異形成などの部位は酢酸に反応して、

 

一時的に白く見えることがあります。

 

この白く見える部分を「酢酸白色上皮」と呼び、

 

組織を採取する部位を決める際の大きな手がかりになります。

 

酢酸を塗布した後は1分ほど待って観察します。

 

白い変化が現れる速さや続く時間は病変の性質によって異なり、

 

時間がたつと薄れていくため、観察の途中で酢酸を再度塗ることもあります。

 

医師は、白くなった部分の有無だけでなく、

 

次のような点を総合的にみて、病変の程度や広がりを推定します。

 

・白さの濃さや、周囲との境界がはっきりしているかどうか

・白くなるまでの速さと、白い状態が続く時間

・モザイク状の模様や、点状に見える血管(赤点斑)

・不規則な形をした血管(異型血管)の有無

・白くなった部分が移行帯のどのあたりに、どのくらい広がっているか

 

一方で、炎症がある場合や、

 

円柱上皮が扁平上皮へ置き換わる過程(化生)などでも一時的に白く見えることがあるため、

 

白くなったというだけで病変と断定されるわけではありません。

 

こうした見分けが難しいため、

 

最終的な診断は生検で採取した組織の病理検査にゆだねられます。

 

 

 

緑色フィルターやヨード液を使うことも

 

 

血管の模様を見やすくするために、

 

コルポスコープについている緑色のフィルターを使うことがあります。

 

また、医療機関や状況によっては、

 

酢酸に加えてヨード液(ルゴール液)を塗る場合もあります。

 

正常な扁平上皮はヨードで茶褐色に染まる一方、

 

病変のある部分は染まりにくく黄色っぽく見えるため、

 

病変の範囲を確かめる参考になるとされています。

 

ただし、病変以外でも染まりにくいことがあるため、

 

他の所見とあわせて判断します。

 

ヨード製剤などでアレルギー症状やかぶれを起こした経験がある方は、

 

問診の際に必ずお伝えください。

 

 

 

酢酸を塗ったときの感覚

 

 

酢酸を塗ったときに、軽くしみるような感覚や、

 

ピリピリとした感覚を覚えることがあります。

 

強くしみる、痛むといった場合は、検査中でも遠慮なくお伝えください。

参考:IARC コルポスコピー解説書、IARC コルポスコピーアトラス、NHS「Colposcopy」

 

 

 

 

 

生検(組織の採取)の実際

 

 

酢酸加工などで異常が疑われる部位が見つかった場合は、

 

その場で組織を採取します。コルポスコープで見ながら狙いを定めて採取するため、

 

「狙い生検」とも呼ばれます。

 

 

 

どのように組織を採るのか

 

 

組織の採取には、

 

先端が小さなクチバシのように開閉する「パンチ生検鉗子(かんし)」という器具が使われます。

 

最も異常が疑われる部分を鉗子でつまみ、数mm程度の小さな組織を採取します。

 

採取するのは1か所のこともあれば、

 

疑わしい部分が複数ある場合には数か所から採ることもあります。

 

反対に、観察で異常が疑われる部分がなければ、

 

組織を採取せずに終了する場合もあります。

 

採取の際には、軽くつままれるような感覚や、

 

ひっかかれるような感覚があることがあります。

 

また、子宮頸部が動かないよう、器具で軽く固定することもあります。

 

 

 

採取後の止血

 

 

組織を採った部分は少し出血するため、

 

ガーゼや綿球を当てて圧迫し、止血します。

 

必要に応じて、止血作用のある薬剤を塗布することもあります。

 

止血の方法や、帰宅後に気をつけることは、その場で確認しておきましょう。

 

 

 

採取した組織は病理検査へ

 

 

採取した組織は、標本として保存したうえで病理検査に提出され、

 

病理医が顕微鏡で調べます。この組織診によって、異形成があるかどうか、

 

ある場合は軽度・中等度・高度(CIN1〜3)のどの段階か、

 

がんが含まれていないかなどが診断されます。

 

結果は当日にはわからないため、後日あらためて医師から説明を受けます。

 

結果に応じて、定期的な経過観察を続けるか、

 

子宮頸部の一部を切除する円錐切除術などの治療を検討するかといった、

 

その後の方針が決められます。異形成の段階で病変を把握しておくことで、

 

進行を見逃さず、必要な時点で治療につなげやすくなるとされています。

 

 

 

生検後に起こりやすいこと

 

 

生検のあとは、少量の出血がみられることがあり、

 

続く期間には個人差があります。

 

入浴(湯船につかるか、シャワーにとどめるか)や性交渉、運動、

 

飲酒を再開する時期については、採取した範囲や出血の状態によって変わるため、

 

検査を受けた医療機関の指示に従ってください。次のような場合は、

 

次の受診日を待たずに医療機関へ連絡しましょう。

 

・出血の量が多い

・腹痛が痛み止めを飲んでもよくならない、またはくり返す

・おりものに強いにおいがある

・発熱がある

参考:国立がん研究センター「子宮頸がんの検査・診断」、IARC コルポスコピー解説書、NHS「Colposcopy」

 

 

 

 

 

コルポスコピーの痛みの程度

 

 

「組織を切り取る」と聞くと、

 

強い痛みを想像して不安になる方もいらっしゃるかもしれません。

 

コルポスコピーでは、腟鏡による圧迫感や、

 

生検の際に軽くつままれるような感覚が生じることがあります。

 

また、検査のあとに生理痛に似た軽い痛みが数日続くこともあります。

 

痛みの感じ方には個人差があり、緊張の度合いやその日の体調、

 

腟の状態などによっても変わるとされています。

 

場面ごとによく聞かれる感覚をまとめると、次のとおりです。

 

場面 感じ方の例
腟鏡を入れて開いているとき 腟の入り口や腟壁が押され、圧迫感や引っ張られるような感覚を覚えることがある
酢酸を塗るとき 軽くしみるような感覚や、ピリピリとした感覚
組織を採取するとき 軽くつままれるような感覚や、ひっかかれるような感覚
検査のあと 生理痛に似た軽い痛みが数日続くことがある

 

痛みに敏感な方や、閉経後で腟の乾燥・萎縮がみられる方などは、

 

腟鏡の挿入で痛みや不快感を感じやすいことがあります。

 

 

 

痛みを和らげるためにできること

 

 

不安や緊張が強いと、無意識のうちに骨盤周辺の筋肉に力が入り、

 

を感じやすくなることがあります。次のような工夫が助けになる場合があります。

 

・息を止めず、口からゆっくり息を吐く

・器具を入れる前や組織を採る前に声をかけてほしいと伝えておく

・痛みが強いときは、我慢せずにその場で医師に伝える

 

以前の検診で内診がつらかった経験がある方は、予約時や問診で伝えておくと、

 

検査の進め方について相談できる場合があります。

 

事前に痛み止めを飲んでおいてよいかどうかも、自己判断せずに受診先へ確認しましょう。

■ 子宮頸がん検査は痛い?原因と痛みを軽減する工夫を医師が解説

参考:NHS「Colposcopy」

 

 

 

 

 

検査の前後の注意点

 

 

コルポスコピーをスムーズに受けるために、

 

予約の段階から検査当日までに確認しておきたい点をまとめます。

 

 

 

予約のときに確認しておきたいこと

 

 

・月経の時期:

経血があると子宮頸部の表面が見えにくく、正確な観察が難しくなるため、内診台で行うコルポスコピーは、一般的に月経中を避けて予約します。次の月経の予定を把握しておきましょう。

 

・妊娠中・妊娠の可能性:

妊娠中でも必要に応じてコルポスコピーを行い、浸潤がんなどが疑われる場合には生検が検討されます。妊娠中は子宮頸部から出血しやすいため、検査結果や妊娠週数などを踏まえて慎重に判断します。 予約の際に必ず伝えてください。

 

・服用中の薬・子宮内避妊具など:

血液を固まりにくくする薬を飲んでいる方は、生検後に出血が止まりにくくなることがあるため、事前に申し出ましょう。自己判断で中止せず、処方した医師の指示を受けてください。また、子宮内避妊具や子宮内システム(IUD・IUS、ミレーナなど)を使用している方も、あらかじめお伝えください。

 

・検査前の性交渉や腟剤:

検査前の性交渉は控えるよう案内されることがあります。腟剤(腟錠)を使っている場合も含め、予約先の医療機関の指示に従ってください。

 

 

 

当日の服装と持ち物

 

 

下半身の衣類を脱ぐため、スカートなど着脱しやすい服装だと、

 

内診台への乗り降りも楽になります。持ち物は次のとおりです。

 

・マイナ保険証または資格確認書

・検診の結果通知(細胞診やHPV検査の結果がわかるもの)

・紹介状(他の医療機関から受け取っている場合)

・お薬手帳

・生理用ナプキン(組織を採取したあとの出血に備えて)

 

 

 

検査当日の予定の立て方

 

 

検査当日の仕事や家事をどの程度してよいかは、受診先で確認しておくと安心です。

 

生検後の運動や旅行などの制限は、出血の状態や処置の内容によって異なるため、

 

予定がある場合は受診先に相談し、指示に従ってください。

 

結果を聞く日も検査の日に決めておくと、受診のし忘れを防げます。

参考:IARC コルポスコピー解説書

 

 

 

 

 

当院の婦人科での精密検査

 

 

当院は、横浜市の子宮頸がん検診に対応しているほか、他の医療機関、

 

職場の健診などで「要精密検査」と判定された方のご相談も承っています。

 

初めて来院される際は結果通知をお持ちいただき、

 

紹介状がある場合はあわせてご提示いただくようお願いいたします。

 

結果通知の内容とご希望を確認したうえで、医師が適切な検査の進め方をご提案します。

 

入院や手術など、より専門的な治療が必要と判断された場合は、

 

提携する医療機関へご紹介します。

 

なお、なお、インナービュー検査は、

 

標準的な精密検査であるコルポスコピー・

 

組織診の代替検査として国の指針や、

 

診療ガイドラインで位置づけられているものではありません。

 

当院では検診結果や症状を確認したうえで、インナービュー検査での対応が可能か、

 

コルポスコピーに対応する医療機関への受診が必要かを判断します。

 

従来型の器具・手順によるコルポスコピーを希望される場合も、

 

対応している医療機関をお選びください。

 

また、低用量ピルの処方や避妊のご相談、生理不順・生理痛などのお悩み、

 

子宮筋腫などの婦人科疾患、更年期障害など、

 

精密検査以外の婦人科のご相談にも対応しています。

 

 

 

内視鏡で子宮頸部を観察する「インナービュー検査」

 

 

インナービュー検査は、内診台を使わずに受けられる自費の検査で、

 

内診台での検査に負担を感じる方からもご相談をいただいています。

 

消化管の内視鏡検査の技術を応用した細いカメラで子宮頸部を拡大して観察する検査で、

 

異常が疑われる場合にはその場で組織を採取できることもあります。

 

・ベッドに横向きになった姿勢で受けられ、内診台で足を開く必要がありません

・腟に挿入するカメラの太さは直径約10mmです

・洗浄しながら観察するため、生理中でも検査が可能です(出血の状況によっては、実施できるか医師が判断します)

・緊張や不安が強い方は、点滴による鎮静剤を使うこともできます。使用した日は院内で休憩してからお帰りいただき、翌朝までは自動車や自転車などの運転を控えていただきます

・検査は、日本消化器内視鏡学会認定の消化器内視鏡専門医である院長が担当し、検査中の映像は患者様専用のモニターでご覧いただけます

 

インナービュー検査は、

 

このコラムでご紹介した標準的なコルポスコピーとは器具や手順が異なる検査です。

 

また、国が推奨する検診とも別の検査であり、

 

現在は健康保険の適用外で、自費診療となる点にご留意ください。

 

不正出血や痛みなどの症状がある方には、内診台での診察をご案内したり、

 

他の医療機関をご紹介したりすることがあります。

 

どの方法が適しているかは、診察のうえで医師とご相談ください。

 

 

 

インナービュー検査の費用と主なリスク・注意点

 

 

費用(自費診療・税込、2026年10月時点)

 

・インナービュー検査(子宮頸部内視鏡):

15,400円(通常価格)

 

・組織を採取した場合(子宮頸部内視鏡組織検査):

7,150円(通常価格)が追加

 

・このほか、初診料(3,300円)または再診料(1,430円)がかかります。

 

鎮静剤を使用しない初診の場合、

 

インナービュー検査・組織検査・初診料の合計は25,850円が目安です。

 

鎮静剤(オプション)を使用する場合は5,940円が加わり、

 

同じ条件での合計は31,790円が目安です。現在インナービュー検査の普及のため、

 

保険診療に準じた価格に変更しております。実施中の価格については、料金表をご確認ください

 

 

主なリスク・注意点

 

・カメラを挿入する際に、違和感や痛みを感じることがあります

・組織を採取した場合は、検査後に少量の出血が続くことがあります。出血の量が多い、痛み止めを飲んでも腹痛がよくならない、おりものに強いにおいがあるといった場合は、当院へご連絡ください

・鎮静剤を使用した場合は、検査後に院内で30〜60分程度お休みいただきます。鎮静剤では、血圧の低下や呼吸が浅くなるなどの偶発症が起こることがあるとされています

・観察できるのは子宮頸部で、卵巣や子宮体部の病気(卵巣腫瘍や子宮筋腫など)はこの検査では評価できません

 

参考:堺市立総合医療センター 鎮静剤の説明書

■ インナービュー検査について

■ 料金表

 

 

 

予約方法と通いやすさ

 

 

ご予約は、お電話とLINEに加えて、

 

ホームページのWeb予約からも受け付けています。

 

Web予約では、空き状況を確かめながらご都合のよい日時を選べるため、

 

月経の予定を踏まえて日程を決めたい方にも便利です。

 

婦人科・乳腺外科・消化器内科の3科が連携しているのも当院の特徴で、

 

精密検査とあわせて、乳がん検診や胃カメラなどを同じ日に受けられる場合もあります。

 

新横浜駅から徒歩3分の新横浜スクエアビル11階にあり、

 

婦人科は火曜日から土曜日まで診療しています。

■ 婦人科検診・乳腺・消化器内科検診 特設ページ

■ 当院について(アクセス・初診のご案内)

 

 

 

 

 

よくある質問

 

 

 

Q.コルポスコピーでは必ず組織を採取しますか?

 

 

必ずしも採取するとは限りません。酢酸加工などで観察し、

 

異常が疑われる部位がある場合に生検を行います。

 

疑わしい所見がなければ観察だけで終わることもあり、

 

その場合の今後の検査の進め方は、

 

細胞診やHPV検査の結果も踏まえて医師が判断します。

 

 

 

Q.生理中でもコルポスコピーを受けられますか?

 

 

内診台で行う一般的なコルポスコピーは、

 

経血で子宮頸部が観察しにくくなるため、

 

生理中を避けて予約するよう案内されることが多いです。

 

予約日に生理が重なった場合は、受診する前に医療機関へ連絡して日程を相談しましょう。

 

当院のインナービュー検査では、洗浄しながら観察するため、

 

生理中でも検査を行える場合があります。

 

 

 

Q.検査の結果はいつわかりますか?

 

 

採取した組織は病理検査で調べるため、

 

結果は後日の説明になります。結果が出るまでの期間は医療機関によって異なるため、

 

検査の日に結果を聞く日を確認し、可能であればその場で予約しておきましょう。

 

 

 

Q.生検のあと、出血が少し続いています。大丈夫ですか?

 

 

少量の出血は、組織を採ったあとによくみられる変化とされています。

 

ただし、出血の量が多い、痛み止めを飲んでも腹痛がよくならない、

 

おりものに強いにおいがあるといった場合は、

 

検査を受けた医療機関へ早めにご連絡ください。

 

 

 

Q.妊娠中でもコルポスコピーは受けられますか?

 

 

妊娠中でも、必要に応じてコルポスコピーが行われることがあります。

 

ただし、妊娠中は子宮頸部の血流が増えて出血しやすいとされるため、

 

生検が必要かどうかは、週数や所見などを踏まえて慎重に判断されます。

 

妊婦健診を受けている医療機関にもご相談ください。

 

 

 

Q.HPVワクチンの接種歴があっても、精密検査は受ける必要がありますか?

 

 

HPVワクチンは、

 

対象となる型のHPVへの新たな感染を防ぐことが期待される一方、

 

すでに感染しているHPVを排除する効果はなく、

 

ワクチンでカバーされない型もあるとされています。そのため、

 

接種歴がある方でも、検診で要精密検査や追跡精検と判定された場合は、

 

判定結果に応じた検査を受けることが大切です。子宮頸がんの予防には、

 

HPVワクチンによる感染予防と定期的な検診の両方が重要とされています。

 

当院では、HPVワクチンの接種も行っています。

■ 子宮頸がん予防ワクチンについて

 

 

 

Q.婦人科の検査を女性医師に担当してもらうことはできますか?

 

 

当院の婦人科外来は、火曜日・木曜日・金曜日を女性医師が担当しています。

 

水曜日は横浜労災病院からの派遣医師が男女交代制で診療しています。

 

土曜日は第1・第3土曜日が女性医師、第2・第4土曜日が男性医師、

 

第5土曜日は交代制です。

 

水曜日と第5土曜日の担当医の性別は約2週間前を目安に確定します。

 

ただし、代診により担当医が変わる場合もありますので、

 

ご希望の方は予約の際にご確認ください。

 

なお、インナービュー検査は院長が担当します。

 

2026年11月現在では子宮頸部内視鏡(インナービュー検査)を実施可能な女性医師は、

 

香川大学・神戸大学の付属施設にいらっしゃいます。

■ よくあるご質問

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

・コルポスコピーは、腟拡大鏡で子宮頸部を拡大して観察する精密検査で、異常が疑われる部位があれば生検をあわせて行います。

・酢酸を塗ると異常が疑われる部分が白く見え、組織を採る場所を決める手がかりになります。

・生検では数mmの組織を採取し、病理検査によって異形成の程度などが診断されます。

・腟鏡による圧迫感や、酢酸がしみる感じ、生検時のつままれるような感覚などが生じることがあり、感じ方には個人差があります。

・一般的には月経中を避けて予約し、生検後の過ごし方は検査を受けた医療機関の指示に従いましょう。

 

インナービュー内視鏡レディースクリニック新横浜は、

 

横浜市港北区新横浜の新横浜スクエアビル11階にある、

 

婦人科・乳腺外科・消化器内科のクリニックです。

 

新横浜駅から徒歩3分の立地で、横浜市の子宮頸がん検診や、

 

検診で異常を指摘された方の精密検査のご相談に対応しています。

 

婦人科の診療は火曜日から土曜日で、休診日は月曜日・日曜日・祝日です。

 

「コルポスコピーを勧められたけれど、

 

痛みが心配で予約を迷っている」「内診台での検査に抵抗がある」という方も、

 

検診の結果通知をお持ちのうえ、どうぞお気軽にご相談ください。

 

ご予約は、お電話・LINE・ホームページ(Web予約)から受け付けています。

→ お問い合わせ・ご予約はこちら

TEL 045-478-1371

LINEでのご予約

ホームページからのご予約

 

※本記事は2026年10月時点の情報をもとに作成しています。検査の方法や診療体制は変更される場合がありますので、受診の際は最新の情報をご確認ください。

監修:インナービュー内視鏡レディースクリニック新横浜 院長 田淵 晃大