内視鏡検査は、胃や大腸の状態を直接確認できる検査で、病気の早期発見に役立つと一般的にいわれています。一方で、「痛みはあるのか」「どんな流れで進むのか」「どの病院を選べばよいのか」といった不安を抱える方も少なくありません。
横浜市には多くの内視鏡クリニックがあり、設備や検査方法、医師の経験、女性への配慮など、特徴はさまざまです。ご自身に合った医療機関を選ぶためには、内視鏡検査の種類や特徴、検査前後の流れ、注意点を知っておくことが大切です。
本記事では、横浜で内視鏡クリニックを選ぶ際のポイントや、胃カメラ・大腸カメラなどの基本的な情報、検査を受ける前に知っておきたい事項を分かりやすくまとめました。
横浜市で内視鏡クリニックを選ぶポイント
専門医の資格・経験
専門医資格を確認する
内視鏡検査を受けるときは、院長や担当医師が内視鏡の専門医資格を持っているかを確認すると安心です。専門医資格は、一定の研修や症例経験を積んだ医師に与えられるもので、知識や技術力の目安になります。
医師の経験年数を見る
同じ検査でも、どれくらい内視鏡検査に関わってきたかは大切なポイントです。経験が豊富な医師は、さまざまな症例に触れているため、検査中の予想外の所見にも落ち着いて対応しやすいと考えられています。
患者さんの声を参考にする
医療広告として体験談を強く打ち出すことはできませんが、公開されている口コミなどから、医師やスタッフの対応・院内の雰囲気を知る手がかりになる場合があります。あくまで一つの参考情報として、複数の意見をバランスよく見ることが大切です。
クリニックの設備と技術
内視鏡機器の種類・性能を確認する
クリニックを選ぶ際は、どのような内視鏡機器を使っているかもチェックしたい点です。粘膜の細かな変化を観察しやすい機能などを備えた機器は、小さな病変の発見に役立つと一般的に言われています。
衛生管理が徹底されているか
内視鏡は繰り返し使う医療機器のため、洗浄・消毒の手順がしっかりしているか、院内が清潔に保たれているかが重要です。内視鏡技師やスタッフが決められた手順で管理しているクリニックであれば、感染症対策の面でも安心材料になります。
技術や知識のアップデートがあるか
機械の性能はもちろん大切ですが、内視鏡検査はそれだけで決まるものではありません。
医師の観察力・手技・検査の質によって、小さな異常を拾えるかどうかが左右される検査でもあります。
実際に大腸内視鏡では、医師ごとの病変検出(ADRなど)の差が、その後の大腸がんリスクに関係することが報告されています。
医療は日々進歩しているため、定期的な勉強会や研修に取り組んでいるかもポイントです。新しい知識や技術を取り入れる姿勢があるクリニックは、変化する医療情報に対応しながら診療を行っていると考えられます。

内視鏡検査の種類と特徴
胃カメラ(胃内視鏡)
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)は、食道・胃・十二指腸の中を直接観察する検査です。
胃がんや胃潰瘍、ピロリ菌感染が疑われるとき、胃もたれ・みぞおちの痛み・逆流性食道炎が心配なときなどに行われることが多い検査です。
胃がん・胃潰瘍・ピロリ菌の確認、逆流性食道炎の評価などにも用いられます。
大腸カメラ(大腸内視鏡)
大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)は、肛門からカメラを挿入し大腸の内側を直接観察する検査です。大腸ポリープや大腸がん、炎症(潰瘍性大腸炎など)が疑われるとき、血便や下痢・便秘が続くときなどに行われることが多い検査です。
インナービュー検査とは(子宮頸がん検診の新しい選択肢)
インナービュー検査は、腟内に細いカメラを挿入して子宮頸部を観察する検査で、子宮頸がん検診や診断補助に用いられます。身体的・精神的負担が少ない点が特徴で、従来の検査に抵抗がある方にも選択肢の一つとなります。
当院のインナービュー検査のメリット
当院のインナービュー検査は、従来の子宮頸部検査に抵抗があった方でも受けやすいよう、身体的・精神的な負担に配慮した方法を採用しています。
・負担の少ない検査姿勢
インナービュー検査は、横向きに寝た姿勢で受けられます。
また、腟内に挿入する器具は直径約10mmと細く、一般的な拡張器具(クスコ)の25〜50mmと比べると、痛みや違和感が抑えられやすい点も特徴です。
・検査時間が短く、その場で説明を受けられる
検査自体はおよそ5分程度で終わり、準備や説明を合わせても15分ほどが目安です。
検査中は患者様専用モニターで映像を確認しながら医師の説明を受けられます。
・生理中でも受けられる
インナービュー検査は、生理中でも検査の影響が少ないとされており、予約を変更せずに受けられます。
・実施できる医療機関が限られた検査
インナービュー検査は、専門的な機器や技術が必要なことから、全国的にも実施医療機関が限られています。当院はその数少ない医療機関のひとつです。
院長が検査を担当し、必要に応じて女性スタッフがサポートする体制を整えています。
・鎮静剤(静脈麻酔)を使用した検査も選べる
「怖い」「緊張してしまう」「痛みが心配」といったお声に配慮し、鎮静剤(静脈麻酔)を使用しながら検査を受けるオプションもご用意しています。うとうとと眠くなるような状態で検査が進むため、過度な緊張を感じやすい方にも配慮した方法です。
※検査後30〜60分程度の休憩と翌朝まで自動車や自転車の運転を控えていただく必要があります。

検査の準備と流れ
内視鏡検査を安全に受けていただくためには、検査前の準備と当日の流れをしっかり理解しておくことが大切です。まずは事前の診察で、体調や持病、内服中のお薬などを詳しくお伺いします。必要に応じて、鎮静剤を用いるかどうかについても説明を行い、患者さんご自身に内容を確認していただきます。
すでに健康診断や人間ドックを受けている場合は、その結果をお持ちいただくとスムーズです。直近で予防接種(ワクチン接種)についても同時接種など積極的に行っております。インフルエンザ、子宮頸がん(HPV)、帯状疱疹、麻疹・風疹など気になる点があればご相談ください。
胃カメラ(上部内視鏡)の場合は、前日の夕食を軽めにしていただき、検査まで一定時間あけていただくことが一般的です。
大腸カメラ(下部内視鏡)の場合は、大腸の中をきれいにするために下剤を服用していただきます。
当クリニックでは、特に女性の負担を考慮し、下剤(腸管洗浄液)の量を一般的な約2Lから約500mLに減らす工夫を行っています。
検査後のケア・注意事項
当院では、検査のあとに体調が落ち着くまでゆっくりお休みいただけるよう、専用のリカバリースペースを完備しています。移動はストレッチャーで行いますので、無理に歩く必要はなく、そのまま横になった状態でお過ごしいただけます。
検査後には、医師から画像を確認しながら診断結果や今後の方針についてご説明します。ポリープを切除した場合は、出血予防のため、数日間は激しい運動や飲酒を控えるなど、生活上の注意点についてもお伝えします。
大腸カメラのあとは、下剤の影響で一時的にお腹の調子が不安定になることがありますが、まずはしっかりと休息をとることが大切です。気になる症状が続く場合や不安な点がある場合は、遠慮なく医療機関へご連絡ください。休診日でも相談できる連絡方法や時間帯を、あらかじめ確認しておくとより安心です。
インナービュー内視鏡レディースクリニック新横浜の特徴
横浜市でも珍しい「内視鏡 × 婦人科併設」の体制を持つクリニックで、女性が通いやすい環境づくりを重視しています。
最新鋭の内視鏡システム
当院では、内視鏡システムとして「オリンパス社のEVIS X1」を導入しています。最新の技術により、粘膜表面や血管の分布をより精細に観察しやすくなっており、医師が細かな変化を確認する際に役立つとされています。
大腸カメラ・胃カメラ検査を同日に可能
大腸カメラと胃カメラを同じ日にまとめて行うことが可能です。1回の来院で検査を受けられるため、食事制限や検査前の準備も一度で済みます。そのぶん、通院回数を減らせるので、スケジュール調整や心身の負担を軽減しやすいというメリットがあります。
3科が連携
日本の統計では、女性のがん罹患数は下記の順とされています。
1位:乳がん
2位:大腸がん
3位:肺がん
4位:胃がん
国立がん研究センター がん情報サービス「最新がん統計」
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
そのため、女性の健康を考えるうえでは、「乳がん」と「消化器のがん(大腸・胃)」を意識しておくことが大切になります。
インナービュー内視鏡レディースクリニック新横浜は、婦人科・消化器内科・乳腺外科が連携し、症状や不安が複数あっても「どこに行けばいいか迷いやすい問題」に対して、同時に相談できる体制を整えています。
忙しい毎日の中で、医療機関をいくつも回るのは負担になりがちです。
乳がん・大腸がん・胃がんの“重要な検査を1か所で相談できる”ことは、検査のハードルを下げ、早めの受診・早期発見のきっかけになります。
気になる症状がある方も、検診から始めたい方も、お気軽にご相談ください。
新横浜駅から徒歩3分のアクセス
「どんな女性にも気軽に立ち寄ってほしい」という思いから開院したクリニックです。幅広い年齢層の女性が来院しやすい環境づくりを心がけています。
内視鏡検査のメリットとデメリット
メリット
・胃や大腸を直接観察できる
・血便・便秘・下痢など症状の評価に役立つ
・ポリープ・炎症・潰瘍の有無を確認しやすい
・便潜血陽性時の二次検査として有効
・機能性か器質性かの判断の一助になる
デメリット・注意点
・吐き気・腹部の張り・違和感を感じることがある
・大腸カメラ前の下剤が負担になる場合がある
・検査時間を確保する必要がある
・まれに合併症(出血・穿孔など)が報告されている
内視鏡検査を受ける際には、起こり得るリスクについて事前に医師から説明を受け、しっかり理解しておくことが大切ですこうしたメリットとデメリットの両方を踏まえたうえで、医師と相談しながら検査を受けるかどうかを判断していくことが大切です。
当院では、万が一、検査結果により入院や精密検査・手術が必要になった場合でも、提携する総合病院への紹介が可能です。

内視鏡検査に関するよくある質問
痛みはありますか?
内視鏡検査の痛みは、検査の種類(胃・大腸)、体質、検査方法によって異なります。一般的に、胃カメラではのどの違和感、大腸カメラではお腹の張りを感じることがあると言われています。強い痛みを感じる場合はまれですが、苦手意識がある方も多いため、事前に医師へ相談しておくと安心です。
当院では、不安や緊張が強い方には、鎮静剤(静脈麻酔)を点滴で使用する方法をご案内しています。検査中の記憶がほとんど残らない場合もあり、落ち着いた状態で受けられる選択肢の一つです。
検査時間はどれくらい?
一般的に、胃カメラの検査時間は数分〜10分程度、大腸カメラは20〜40分程度が目安とされています。
ただし、検査中にポリープの切除などを行う場合は、その分前後の時間が延びることがあります。
インナービュー検査については、検査そのものはおおよそ5分程度で終わることが多く、準備やご説明の時間を含めても、15分前後で終了するのが一般的な流れです。
費用は?保険適用について
必要と医師が判断した検査は、基本的に保険が適用されます。ただし、ご希望の検診目的で検査を受ける場合などは、自費診療となることがあります。
検査前に、料金や自己負担の有無について受付または医師に確認することをおすすめします。
内視鏡検査の予約方法と注意点
内視鏡検査をご希望の場合は、事前のご予約が必要です。
検査の内容によっては、あらかじめ診察が必要となることもあるため、事前に確認しておきましょう。日帰りでの検査が可能かどうか、当日の持ち物、検査前の食事制限についても、あわせてご確認いただくと安心です。
お支払い方法については、医療機関によってクレジットカードの利用可否が異なります。
当院では現金、クレジットカード、交通系IC (Suica,TOICA,PASMOなど)、二次元バーコード決済などのご利用が可能です。
■予約時の注意点
・普段服用しているお薬(特に血液をさらさらにするお薬など)がある場合は、必ず事前にお知らせください。
・体調の変化があった場合や、予防接種を受けた直後は、検査日を調整させていただくことがあります。
・鎮静剤を使用して検査を行う場合、当日はお車や自転車の運転ができません。あらかじめ、公共交通機関のご利用やご家族のお迎えなどのご検討をお願いします。
当院も予約制となっております。
平日(火・水・木・金)に加えて土曜も診療を行っています。※(土)は9:00〜13:30
詳しいアクセスや診療時間は、webサイトに掲載しておりますので、受診前にご確認ください。
URL:https://innerview.jp/
お問い合わせは、お電話または公式LINEより承っております。
(tel:045-478-1371)
皆さまの健康を支えるために
横浜市には多くの内視鏡外来があり、胃カメラ・大腸カメラをはじめとした検査が行われています。消化器疾患は早期に発見することが大切とされるため、腹痛や胸やけなど気になる症状がある場合は無理のない範囲で検査を検討してみてください。
当院は、検査や治療だけでなく、「安心して通える環境」「負担を抑えた医療」を提供することを大切にしています。
お身体の症状・ご不安なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。地域の皆様の“今とこれからの時間”を守るお手伝いができれば幸いです。