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胃カメラ検査のながれと費用

胃カメラ検査の進め方

胃カメラ検査をご希望の場合は、WEBでご予約いただくか、診察時に予約をお取りください。

朝食を摂らず来院された方で、検査枠に余裕がある場合などは、来院当日に胃カメラ検査を受けられることもあります。まずは一度当院へご連絡ください。ただし、吐血やアニサキス症など早急な治療を要する場合には、緊急対応可能な他院へ受診を勧める場合があります。

胃カメラ検査のながれ

  1. 事前診察

    問診の際に、胃カメラ検査を受けた方がよいと判断された場合は、検査内容をご案内した後に予約をお取りいただきます。検査前日と当日の食事内容や、日常的に服用しているお薬の服薬・休薬なども丁寧にご説明します。

    必要に応じて血液検査を行います。半年以内の他院での採血結果や検診の結果などがあれば参考にしたいのでご持参ください。

    当日に検査を受けたい場合は、まずWEBにて検査枠の有無や条件などをご確認ください。

  2. 検査前日

    前日の夜9時までに夕食を摂っていただき、それ以降は食事を控えてください。水分摂取は、糖分を含まない透明の水や薄いお茶であれば可能です。

    お薬の服用については、事前にご説明したことを守ってください。

  3. 検査当日

    検査を午前中に受けられる方は、朝食を抜いてご来院ください。
    午後に検査を受けられる方は、検査の6時間前までに軽い食事で済ませて、その後は何も食べないでください。
    水分摂取は、糖分を含まない透明の水や薄いお茶であれば可能です。

    糖尿病のお薬(内服薬やインスリン)などは休薬が必要です。ほか、休薬・服薬について事前にお願いする場合がありますので、その内容に従ってください。

  4. ご来院後

    鎮静剤を使った検査のため、入眠し意識の浅い状態で検査を受けられます。

    鎮静剤を使う検査を受ける場合、ご自身での車やバイク・自転車の運転はご遠慮いただきますよう、切にお願い申し上げます

    鎮静剤を使用しないで検査を受けた方は、検査後すぐにご自身で運転してご帰宅いただけますが、のどの局所麻酔のみの検査は違和感が強いため、鎮静剤を使用した検査をお勧めしています。

  5. 検査

    血圧測定など検査前の確認を行い、胃の中の泡を消すお薬を飲んでいただきます。

    マウスピースを口に含み、鎮静剤を点滴した後に検査を始めます。胃・十二指腸・食道を念入りに確認し、検査は5分〜10分程で終了します。

    必要に応じてピロリ菌感染検査や病理検査に必要な組織の採取を行います。

  6. 検査終了

    鎮静剤を使用する場合はストレッチャーに乗ったままで検査を実施し、検査が終わるとその状態でリカバリースペースまで移動し、しばらくの間休憩していただきます。

  7. 結果のお伝え

    鎮静剤を使用した場合は、リカバリースペースで少し休憩した後に結果をお伝えします。

    検査の画像をお見せしながら、担当医が丁寧に結果をご説明します。疑問点があれば、お気軽にお尋ねください。また、画像や検査所見は印刷して持って帰っていただきます。

    検査時に組織を採取した場合は病理検査に提出し、結果が出るまでに10日間程度かかるため、説明のためにもう一度お越しいただきます。

  8. ご帰宅後

    鎮静剤の影響が残りますので、検査後約5時間お車の運転は避けてください。

    検査後の飲食は特に制限はありませんが、最初は消化の良いものを軽くお召し上がりください。

 

胃カメラ検査の費用

胃カメラ内視鏡検査は保険が適用されますか?

胃カメラ内視鏡検査は基本的には保険が適用されます

医師が胃内視鏡検査の必要性はないと判断した上で、患者様が希望をして胃内視鏡検査を実施する場合は自費になります


保険適用をされた胃内視鏡検査の金額は下記料金表をご確認ください。
詳細な金額の内訳などを確認されたい方はご遠慮無くお問い合わせください。
※下記の表は参考金額です。実際の診療内容によって金額は変動いたします。


内容 1割負担 3割負担
胃内視鏡(胃カメラ)検査のみ 約2,000円前後 約5,000円前後
胃内視鏡検査+ピロリ菌検査 約2,500円前後 約7,000円前後
胃内視鏡検査+組織検査 約3,000~5,500円前後 約9,000~16,000円前後

 

 

胃カメラ検査の注意事項

内視鏡による偶発症

  1. コープによる粘膜傷害(粘膜亀裂)や裂傷・穿孔・縦隔炎
  2. 組織検査(生検)時の内視鏡操作による出血
  3. 前処置や検査中に使用する薬剤によるアレルギー・ショック・一時的な健忘等の副作用
  4. 誤嚥性肺炎
  5. 顎関節の脱臼・歯の損傷
  6. 予期しない偶発症(心肺停止・血圧の上昇に伴う動静脈瘤破裂など含む
    ・経鼻内視鏡 
    偶発症数 0.024%、死亡例数 0%
    ・経口内視鏡 
    偶発症数 0.005%、死亡例数 0.00013%
    【参考】 日本消化器内視鏡学会第6回全国調査(2008~2012年)での合併症

鎮静剤が使用できないことがある方

  1. 高齢者(80才以上)の方
  2. 歩行が不安定な方
  3. 検査後、当日中に運転の予定がある方
  4. 院内で十分にお休みできない方

※上記に該当しない場合でも、患者様の状態や疾患などから、担当医師が鎮静剤を使用できないと判断することがありますのでご了承ください。

外来で検査を行う場合の注意点

転倒防止のため、約1時間休んでからお帰りいただきます。
鎮静剤を使用した場合は、注意力低下や眠気が残ることがあるため、当日の自転車・バイク・車の運転はできません

血圧低下、ショック

まれに血圧低下やショック状態、意識レベルの低下がもたらされていることがあります。消化器内視鏡関連の偶発症に関する全国調査によりますと、過去の偶発症における死亡例は0.00002%と報告されています。

副作用・偶発症

◆ふらつきや転倒
検査終了後、眠気が残り足元がふらつくことがあり、転倒の恐れがあります。外来で検査を行った場合は、院内で十分に休んでからお帰りいただきます。

◆注意力低下、逆行性健忘、呼吸抑制<
酔っ払ったとき同様、注意力の低下や細かい判断が鈍くなったりします。また、薬が効いている間の記憶が残らないで、全く覚えていない方もいます。

 

 

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