当日の検査の流れ
子宮頸部内視鏡(インナービュー)の検査手順と注意事項
前日・当日来院前に必要なことはありません。
生理中でもOK!
月経(生理)の出血がある期間でも検査は可能です。
予期せぬ突然の生理が来てしまった時もキャンセルする必要はございません。
※洗浄のため検査時間が長くなります。
組織を取らなければ、性交渉を控える必要はありません。妊娠中は実施しません。
当日来院後のながれ
- 更衣室で、検査用パンツに着替えます。上着はそのままで大丈夫です。
*なるべく上下が分かれた服装でお越しください。 - 消化管用の内視鏡検査室のベッドで横向きで寝ていただきます。
(胃カメラや大腸カメラを同時に行うこともできます、予約時にお申し出ください) - 医師が 挿入部に潤滑ゼリーを塗布して、検査用の細径スコープ (直径1cm)を腟内へ入れます
*従来の検査ではクスコで直径2~4センチほどに広げますので、ここが痛みの原因でもありました。かなり細くなるため痛みの軽減が期待できます。
*ご希望がございましたら女性看護師が挿入等対応し、院長(男性)には直接下半身を見せずに検査できます。お申し出ください。 - 5-10cmほどで子宮頸部に到達しますので、空気やお水で洗浄や観察する部位の空間の確保をします。
- 子宮頚部を通常光に加え、細部を観察できる特殊光(NBI)で観察します。
ご本人が画像をみながら、その場で医師から説明を受けることができます。 - 酢酸を散布し1分後に再度観察します。(異常があれば散布した箇所が白く変化します)
- ⑥で色素が変化した場合は、より詳しく病変を確認するために、組織の部分採取(1-2mm)を行います。
- 組織検査が必要なければその場で終了します。
更衣室で着替えをし、終了です。(必要時、更衣後に診察がある場合もあります)
検査時間は ②~⑦で 3-5分、前後の準備も含めて15分程度です。
*組織検査を行った当日は性行為、入浴(シャワー可)、禁酒、温泉・プールなどの公衆浴場による感染や血行促進による出血があるため、お控えください。