大腸カメラ検査のながれと費用
大腸カメラ検査の進め方
大腸内視鏡検査を受けていただく場合、当院では検査を受ける前にまず一度診察を受けていただくことにしています。
大腸カメラ検査を安全に受けられる状態なのか、医師が診療して判断いたします。大腸カメラを希望される方は必ず外来受診の予約を取得して下さい。
大腸カメラ検査のながれ
1. 事前診察
- 糖尿病薬を内服されている方、インスリンを使用している方は受診時に必ず申告をお願いします。内視鏡検査の前日や検査当日は「お薬の内服について」や「インスリンの使用方法について」はクリニックから別途指示をすることがあります。
- お薬手帳をお持ちの方は、必ずご持参し受付でスタッフにお渡し下さい。
- 鎮静剤の使用を希望される方は検査後当日は車の運転は出来ませんので、来院手段の準備をお願いします。
非常に強い腹痛や大量の下血などの緊急治療を要すると思われる方は近隣の救急病院を受診して下さい。
2. 検査前日
検査前日の夕食は繊維の少ない食事とします。前日の寝る前には指定の下剤を内服しましょう。
3. 検査当日
下剤を飲み、腸の中を綺麗にします。自宅で前処置薬を内服される方は、事前の指示に従いましょう。
腸管の洗浄が完了したのちに、検査の予約時間30分前に来院して下さい。
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検査準備
鎮静剤の投与を希望される方は、まずは注射用の針を腕の血管に留置します。
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入室
内視鏡室に入って頂き、身体の左側面をベッドにつけて横向きになります。
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検査開始
肛門に麻酔ゼリーを塗って検査開始です。鎮静剤の使用を希望される場合は、ここで薬剤を投与します。
検査時間は5分から15分ほどです。
大腸内視鏡検査中に切除可能な大腸ポリープがあった際には切除も可能です。
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検査終了
鎮静剤を使用した方はリカバリーで休んでいただきます。
使用した薬剤により安静時間は異なります。最短で10分程度、薬剤によっては30-60分ほど休んでいただくこともあります。
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検査結果のお伝え
検査の後は、実際の検査画像をお見せしながら担当医が丁寧に結果をご説明します。疑問点があれば、お気軽にお尋ねください。また、画像や検査所見は印刷して持って帰っていただきます。
組織検査や日帰り大腸ポリープ切除を行った場合は後日、結果説明のために再度来院していただきます。
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ご帰宅後
鎮静剤の影響が残りますので、検査後約5時間お車の運転は避けてください。
検査後の飲食は特に制限はありませんが、最初は消化の良いものを軽くお召し上がりください。
大腸カメラ検査の費用
大腸カメラ内視鏡検査は保険が適用されますか?
大腸カメラ内視鏡検査は基本的には保険が適用されます。
(医師が胃内視鏡検査の必要性はないと判断した上で、患者様が希望をして胃内視鏡検査を実施する場合は自費になります)
保険適用をされた胃内視鏡検査の金額は下記料金表をご確認ください。
詳細な金額の内訳などを確認されたい方はご遠慮無くお問い合わせください。
※下記の表は参考金額です。実際の診療内容によって金額は変動いたします。
内容 | 1割負担 | 3割負担 |
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大腸内視鏡(大腸カメラ)検査のみ | 約2,500円 | 約7,500円 |
大腸カメラ検査+病理組織検査 | 約4,500円 | 約11,000円 |
大腸ポリープ切除 | 約9,000円 | 約27,000円 |